2025年7月9日(水)から11日(金)の3日間にわたって、幕張メッセで開催された「ものづくりワールド東京2025 ― ものづくりODM/EMS展」に、弊社グループのEMSソリューション「WILL ONE」を出展いたしました。
ものづくりワールド東京2025では、弊社が出展したものづくりODM/EMS展のほかにも、工場設備・備品展や、製造業DX展など、製造業に関連する複数の展示会が開催されました。会期中は35度を超えるような気温が続く中でも、3日間で55,749名の方がご来場され、暑さにも負けないような活気とともに、WILL ONEのブースにも多くのお客様にお立ち寄り頂きました。
この度公開した展示会レポートでは、展示会当日の様子と共に、製造業を中心に今まさに起こっているものづくりを取り巻く潜在的な課題やニーズについて、お客様との会話を通じて得られた情報をもとに分析・整理しています。ぜひご覧ください。
目次
出展コンセプトについて
今回、展示会に出展したWILL ONEは、設計から調達、製造までを日本国内で一気通貫して対応できるEMSソリューションです。高品質かつ多品種変量なものづくりを通じてお客様の製品開発における課題の解決をサポートします。
今回の展示では、「製品開発のなにが“ない”?」をテーマに、製品開発の現場で挙がる様々な“ない”に対して、WILL ONEがどのようにこたえられるかをご紹介しました。

会期中のブースの様子

会期中は製造業のお客様を中心に、様々な業界の方に弊社ブースにお立ち寄り頂き、商談や情報交換等を行うことができました。展示パネルに記載した課題に共感いただいた方や、課題解決事例を紹介した弊社独自のセミナーに足を止めていただいた方、また、当社が作る実際の展示製品に興味を示していただける方などに対して弊社のEMSソリューションWILL ONEについて紹介させていただきました。
WILL ONE セミナー
– 課題解決事例5選!製品競争力を高めるEMS –
課題解決事例5選として、「開発の早期化を実現!」「競争力のある製品単価の実現!」「試作から量産立ち上げを実現!」等、顧客課題をいかに解決できるのかを具体事例とともにご紹介させて頂きました。
製品展示
弊社グループのデバイス販売テクノ社の自社商品である電子ブザーや傾斜センサ、工法技術開発提案としてレーザー溶着機の実機の展示とデモの展開に加え、自社工場で受託生産する各種基板を展示し、ホタルクス社においても自社で開発、製造、販売する空港誘導灯のLED-EFASを展示させて頂き、国内でのものづくり実績をメーカー品質とともにご紹介させて頂きました。
さらに、ヨクスル株式会社様より基板の窓口のインタビュー取材を受け、WILL ONEの特徴や実績についてお話しさせていただきました。インタビュー動画もぜひご覧ください。
展示会レポートの概要

調査背景
製造業においては、コロナ禍以降のサプライチェーンの安定を図る動きに加え、円安の進行も重なり、ものづくりを国内回帰させる企業が増加する中で、国内環境は、少子高齢化の影響による生産年齢人口の減少や、インフレによる材料費の高騰など、さまざまな課題が存在しています。
今回、ご来場いただいたお客様の情報から、企業が直面する急速な環境変化がものづくりバリューチェーンにおいて、特にどの部分に影響を及ぼしているかを分析するとともに、各企業が課題を乗り越えるべく検討している事業戦略の方向性についてまとめております。
調査対象
弊社グループの展示ブースには、3日間の会期中、557名のお客様にお越しいただきました。本レポートは、役員・取締役などの経営層から、管理職、一般職に至る各顧客の名刺情報や商談内容をもとに作成しております。
職種別では、研究・開発、設計、調達・購買、生産技術・品質管理、生産といったものづくりに携わる部門のほか、営業、経営企画、マーケティング部門など、非常に幅広い属性のお客様にご来訪いただいており、それぞれの部門についてヒアリング内容を精査しました。
調査内容
弊社ブースへご来訪いただいた上記のお客様には、ものづくりの状況、取り扱い製品、現状抱えている課題、あるいは本展示会への来場目的などを、当日簡単な商談の中でお伺いしました。それらの情報を独自に集計・分析しています。
本レポートは下記の4つのセクションで構成され、その分析結果について整理・議論しています。
- §01 : ブース来訪者の属性
- §02 : 部門・職種別に紐解く課題の実態
- §03 : 設計・製造部門の課題とは?
- §04 : 最後に
はじめに、§01において、弊社ブースの来訪者の職種・地域・役職などを改めてデータで紹介しています。
次に、§02においてまず「ものづくりにおける課題の有無」として、部門ごとに課題の多寡を確認しました。そのうえで、課題を挙げるお客様が多かった部門について、「ものづくりバリューチェーンにおいて特に課題となる領域」を整理しています。「設計開発」「調達」「製造・組立」「評価・試験」「人材」「その他」にカテゴリに分け、課題量の割合を示し、その傾向を比較するとともに、実際にお客様から伺った声も織り交ぜながら、その分析結果を紹介しています。
さらに、§03では設計および製造組立の領域に焦点を当て、各工程で不足しているリソース、対応を迫られている課題の詳細を定量的に深堀しています。
最後に、§04ではまとめとして本レポートで垣間見えた顧客課題と、弊社グループによるそれらの課題解決方法について簡単に言及しています。
EMSソリューションはWILL ONE

今回、『ものづくりワールド東京2025 ― ものづくりODM/EMS展』に出展した『WILL ONE』は、設計から製造、アフターサービスまで日本国内で一気通貫対応可能なEMSソリューションです。
高品質で多品種変量にも対応した製造プロセスを通じて、お客様のものづくりにおける課題に対し、最適なサービスの提案・提供で製品力の向上に貢献いたします。
気になる点がございましたら弊社までお気軽にご相談ください。
▶日本国内で一気通貫対応 EMSソリューションはWILL ONE
まとめ
本記事では、出展コンセプトや当日の様子、展示会レポートの概要をご紹介しました。展示会レポートでは、ブースにご来訪いただいたお客様の職種・地域・役職などの属性や抱えている課題、部門ごとに特に課題を抱えている領域についてを分析をし、結果をまとめています。
下記フォームより資料請求のうえ、ぜひご確認ください。
その他、弊社ソリューションに関するお問い合わせ、資料請求はこちらから↓